【オンデマンド配信中】当社代表講演|日経オンラインセミナー - ビヨンドアーチパートナーズ株式会社/beyond-arch-partners

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【オンデマンド配信中】当社代表講演|日経オンラインセミナー

2025.10.14

M&Aを通じた企業成長の実践アプローチ:売却・買収・非公開化の最前線

当社代表・光澤による日経オンラインセミナーの講演内容をダイジェストでご紹介
詳細はオンデマンド配信をご視聴ください(ご視聴は2025/11/10まで)

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企業価値向上へ向けたM&Aの必然性

近年、日本企業を取り巻く環境は大きく変化しています。東証による資本コスト経営の要請やアクティビスト投資家の影響、さらには事業承継問題やPEファンド資金の流入などがその背景にあります。こうした状況を受け、M&Aの位置づけは「事業整理」ではなく「成長のための戦略的手段」へと変わりつつあります。

当社代表の光澤利幸は、20年以上・300件超のM&A案件に携わってきた経験を基に、日経オンラインセミナーにて 「M&Aを通じた企業成長の実践アプローチ」 をテーマに講演しました。

M&A 日経オンラインセミナー コーポレートファイナンス経営2025 FP&A 企業成長 ビヨンドアーチパートナーズ

講演のハイライト:3つのポイント

1. 戦略的カーブアウト

従来は不採算部門を切り離す「消極的カーブアウト」が主流でしたが、いま注目されているのは、収益性が高くとも本業とシナジーが薄い事業を切り出す「戦略的カーブアウト」です。

獲得した資金を成長分野や新規事業に再投資することで、企業全体の競争力を強化する動きが広がっています。

成功の鍵は、事業範囲やスタンドアローン論点の整理、人材承継などを入念に準備する「プレディールフェーズ」にあります。

2. シナジーを創出する買収

買収を成功に導くには、M&Aの目的を明確に定め、戦略に沿った候補探索を行うことが出発点です。

単に紹介案件を待つのではなく、自社に必要な技術や市場を逆算し、能動的に候補を探すアウトバウンド型の姿勢が不可欠です。

さらに統合後のPMIはDD段階から設計しておくべきであり、責任者やシナジー実現のロードマップを事前に描くことで、買収効果を確実にものにできます。

3. 非公開化の進展

上場維持基準の厳格化やコスト増加を背景に、上場廃止を選択する「非公開化」案件が増えています。

経産省「企業買収における行動指針」では、買収提案を受けた企業に対し「真摯な比較検討」を求めており、特別委員会設置などガバナンス強化が進んでいます。

企業は、買収者の提案価格や経営方針と、現経営陣が継続した場合の成長シナリオを定量的に比較し、株主価値を最大化する判断が不可欠です。

M&Aは複雑で不確実性の高いプロセスですが、適切な準備と戦略により、企業価値向上の大きな推進力となります。

講演では、これらのアプローチをより具体的な事例やプロセスを交えて解説しています。

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