INTERVIEW メンバーインタビュー / Financial Advisor Stories
- 古関 角喜/ Kadoki Koseki
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シニア・アソシエイト
明治大学法学部卒業
証券、事業会社の現場からM&Aへ~実務で磨いた視点をFAとして深化~
出身:神奈川県 趣味:筋トレ 目標:筋トレのBIG3の持ち上げる重量の合計を500kgにする
01
なぜ今の仕事を目指したのか教えてください。
私は新卒で証券会社に入社し、その後子会社へ転籍しました。その際、親会社が子会社株式を売却することとなり、買手候補によるデューデリジェンスが実施される場面で、売主側の実務担当者としてM&Aに携わったことが興味を持ったきっかけです。
また、当時は中小企業診断士の勉強も進めており、学んだ知識が実務に直結する感覚を得られたことも、M&Aに強く惹かれた理由の一つでした。子会社株式の売却がクロージングした後、本格的にM&Aの道を志した私は当時、中期経営計画で積極的なM&A推進を掲げていた事業会社へ転職しました。
事業会社では、自社および業界理解とM&Aの専門知識の双方が求められる環境で貴重な経験を積むことができました。その中で、「より幅広い業界・案件にも関与し、自身の専門性を一層高めたい」という思いが強まり、FA(ファイナンシャルアドバイザー)として多様なお客様の案件を支援する道を志しました。
02
この仕事の面白さを教えてください。
企業の重要な意思決定に携われる点に大きな面白さを感じています。
M&Aは売却・買収いずれの立場でも多額の資金が動く、まさに企業の社運をかけた取り組みです。その中で、「どのような企業を買収すれば自社の成長につながるのか」といった戦略構築の段階から、案件進展後の事業計画の妥当性検証に至るまで、企業の経営に直結する業務に関われる点に強い魅力を感じています。
また、M&Aはプロセス自体は共通していても、案件ごとに論点が異なり、常に多様な知識や分析力が求められます。そうした知見を組み合わせながら最適解を導いていくプロセスにも、大きなやりがいと面白さを感じています。
03
どんな瞬間に仕事のやりがいを感じますか?
クロージングを迎えた瞬間に大きなやりがいを感じます。
M&Aは常にお客様と協働して進める業務であり、各プロセスには厳密なスケジュールが設定されています。短期間で成果物を仕上げなければならない局面も多く、ハードな働き方が求められる場面もありますが、お客様も同様に厳しい環境で取り組まれています。そうした状況をお客様とともに乗り越え、最終的にクロージングを迎えた際には、大きな達成感とやりがいを実感します。
04
メンバーや社内の雰囲気を教えてください。
当社のメンバーは、FA経験者と未経験者の双方で構成されています。未経験者の中には、国税局、銀行、事業会社、M&A仲介など、多様なバックグラウンドを持つメンバーがおり、経験の有無に関わらず、それぞれの強みを活かしながら協力して業務に取り組んでいます。
社内の雰囲気は風通しがよく、人間関係も良好です。もちろん、仕事ですので指摘すべき時は明確に指摘をし合いますが、多くのメンバーが“相手の成長のために伝える”という姿勢を持って接しています。私自身、FAになる前は「ハードで人間関係もドライな業界」というイメージがありましたが、当社では前向きな指導スタイルが根付いており、成長につながる助言のなかで成長できる環境だと感じています。
オンとオフのメリハリもはっきりしており、仕事には真摯に向き合いながらも、社員同士の飲み会などで交流する機会もあります。
05
応募者の方へのメッセージ
FAのファームにはさまざまな特徴があります。セクターに強みを持つファームもあれば、特定のファンクションや案件規模に特化すしているファームもあります。ぜひご自身の目で見極め、後悔のない転職活動を進めていただければと思います。
当社は現在は小規模な組織ですが、扱う案件は幅広く、多様な経験を積める環境が整っています。M&Aの専門性を磨きながら、お客様と共にプロジェクトを推進していく中で、大きく成長できる場になるはずです。
新しい業界や会社へ転職する際には不安を感じることもあるかと思いますが、ぜひ応募いただければ嬉しく思います。一緒に成長し、挑戦できる仲間と出会えることを楽しみにしています。
